愛犬とのお散歩は楽しくて、飼い主との大切な時間。
たくさん遊んで、たくさん歩いて、家に着いたら足を洗って…。
愛犬の足を水で流していると……足裏に変な感触が!
何やらベタベタしていて、足裏の毛も肉球に張り付いているような様子です。
見てみると黒い肉球に黒いものがくっついています!
どうやら、お散歩中に道に落ちていたガムを踏んでしまったようです。
ガムの付いた毛をカットしようとしても、ガムの付いた毛が肉球にベッタリついてしまっていて、ハサミやバリカンでは取れそうにありません。
とりあえず犬用シャンプーで洗ってみましたが、全く取れず…。
足裏がガムでベタベタになった愛犬を抱っこしたままアワアワしていた飼い主でしたが、ある方法でスルッと綺麗にすることが出来ました!
今回はその方法についてまとめましたので、『愛犬がお散歩中にガムを踏んじゃった…。』という飼い主さんは是非トライしてみてくださいね。
【足裏についたガム】取り方
早速、愛犬の足裏についたガムの取り方についてご紹介します。
①氷で冷やしておおまかなガムを取る
まずは、足裏についたガムの大まかな部分を取り除くために、氷で冷やします。
ガムがそこまで多くなかったり、肉球の奥に入り込んでいる場合は次の②に進んでください。
ガムには、冷やすと固くなって粘着力が弱まるという性質があります。
その性質を利用して、足裏についたガムを冷やすことで粘着力を弱めて、おおまかなガムを取り除きます。
次の②でさらに細かいガムも落とせるので、ここで全部のガムが取れなくても大丈夫ですよ!
②残ったガムを油で溶かす
次に、足裏に残ったガムを油で溶かします。
ガムは油に溶けるという性質も持っているので、①でおおまかにガムを取った足裏に油を塗ることで、細かく残ったガムを溶かすことが出来ます。
油であれば何でも落とせるようですが、サラダ油を使う人が多いようです。
どのおうちにもあって、臭いも少ないですし、口に入っても安全です!
ちなみに我が家ではサラダ油と迷ったのですが、ファンケルのマイルドクレンジングオイルを使用しました。
- 無添加、低刺激のクレンジングオイル
- サラダ油だと洗い流すのが大変そうだった
という理由でクレンジングオイルを使うことにしました。
犬用シャンプーではビクともしなかったベタベタを、1プッシュであっという間に溶かすことが出来ました!
③油を洗い流す
最後に②でつけた油を流して完了です!
食器用洗剤で油のヌルつきを取ってから、再度犬用シャンプーで足を洗います。
足裏に油が残っていると、愛犬が舐めてしまい身体によくないので、しっかり油を落としきるようにしましょう。
我が家では②でクレンジングオイルを使ったので、水洗いだけで油のヌルつきが大体取れました。
念のため、クレンジングオイルを水で流した後に、犬用シャンプーで流しました。
少量のガムだったからかもしれませんが、サラダ油だと③の洗い流しが大変になるので、クレンジングオイルを使って正解でした!
【足裏についたガム】取るときの注意点
愛犬の足裏についたガムを取るときにいくつか注意点があるので、気を付けてください。
チョコレートの使用はNG
ガムを取るときに、チョコレートの使用は絶対にやめましょう。
今回、足裏のガムの取り方を調べていると、『ガムをチョコレートで溶かす』という方法が載っていました。
ガムを溶かす油は愛犬の足裏に使用するので、万が一洗い残しがあった場合、愛犬が舐めてしまう可能性があります。
犬がチョコレートを食べてしまうと中毒症状を引き起こす危険があります。
油であればガムを溶かすことが出来るので、チョコレートである必要は全くありません。
チョコレートではなく、サラダ油などを使用して落とすようにしましょう。
そのまま放置はNG
愛犬の足裏のガムをそのままにしておくのもNGです。
犬用のガムにもキシリトールは含まれていますが、人間用のガムにはキシリトールが多く含まれていて、犬が食べてしまうと中毒になる可能性があります。
足裏がベタベタしていると気になってしまうので、愛犬が自分で舐めて取ろうとすることがあり、口に入ると非常に危険です。
ずっと足裏が気持ち悪いのも可哀想ですし、中毒を引き起こす危険もあるので、放置せず取り除くようにしてください。
【足裏についたガム】まとめ
今回は愛犬の足裏についたガムの取り方についてご紹介しました。
お散歩していると、時々ガムが吐き捨てられているのを見かけましたが、まさか愛犬が踏んでしまうとは…。
ポイントは、冷やす、油で溶かす、洗い流す、の3つです。
足裏についたガムを放置していると、愛犬がガムを食べてしまう危険もあるので、気づいたら早めに取り除くようにしてあげてくださいね。
これからは気を付けてお散歩しよう…!